留意点と禁止事項
当ページではWordpressでのサイト制作過程や公開後に避けるべき行為や事前に注意すべきポイントについて詳しく解説します。
禁止事項:「 WordPress アドレス (URL) 」は変更しない
「設定 ➡ 一般」の項目内にある『 WordPress アドレス (URL) 』は絶対に変更しないでください。こちらを変更してしまうとサイトが表示されなくなり、管理者ページ(ログイン画面)にも入れなくなります。また解決方法も面倒なのでこちらの項目『 WordPress アドレス (URL) 』は触れないようにした方が無難です。
解決方法:「WordPressのサイトアドレス」を修正する
① サーバーにログインする ⇨
② WordPressをインストールしているディレクトリの直下にあるファイル『wp-config.php』を開く ⇨
③ 下記コードをwp-config.phpの「一番下」に追加する。
//WordPressアドレス修正
update_option( ‘siteurl’, ‘http://*****.**’ );
//サイトアドレス修正
update_option( ‘home’, ‘http://*****.**’ );
・*****.**にはサイトのドメイン名を入れてください。SSL化している場合はhttpsです。
・追加場所はwp-config.phpの一番下です。reqire_once(‘ABSPATH’, ‘wp-settings.php’);よりも下。別の場所に追加するとFatal Errorが発生するので注意してください。
④ WordPressの管理者ログイン画面にアクセスしログイン画面が表示されれば完了です。 ⇨
⑤ 追加したコードは以後邪魔になるので削除する。
結論:以後「WordPressのサイトアドレス」は変更しない
サイトのドメイン変更の場合でも、WordPress側のサイトアドレスを変更するのはおすすめできない。
無事に変更できたとしても後に問題が発生する可能性がございます。
発生する問題点
・記事内の画像はすべて表示されなくる。画像の参照が「絶対URL」で保存されているため。
どうしてもドメインを変更したい場合
既存サイトのドメインを変更するよりも、サーバーに別のドメインを使用したWordPressを用意して、そこに記事を移転させる方が安全かつ確実です。
留意点:SSL化はまずサーバー側から設定する
WordPress管理ページから設定する前にサーバー側の設定をすまします。先にWordpress管理ページから設定するとサイトが表示されなくなる。
サーバー側の設定(ロリポップの場合):
① ロリポップにログイン ⇨
②「セキュリティ」 ⇨
③「独自SSL証明書導入」 ⇨
④ SSL化するドメインをSSL有効化する ⇨
⑤「独自SSL(無料)を設定する」をクリック ⇨
⑥「SSL設定作業中」となりしばらくするとSSL保護有効となる。 ⇨
WordPress側の設定:
⑦ WordPress管理者ページにログイン
⑧「設定」 ⇨
⑨「一般」 ⇨
⑩「Wordpressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の「http」を「https」に変更 ⇨
⑪「変更を保存」
留意点:SSL化はまずサーバー側から設定する
サーバー側でSSL設定をしないでWordpress管理画面から設定するとサイトが表示されなくなるのでまず、サーバー側からSSL設定を行う
サーバー側の設定(ロリポップの場合):
① ロリポップにログイン ⇨
②「セキュリティ」 ⇨
③「独自SSL証明書導入」 ⇨
④ SSL化するドメインをSSL有効化する ⇨
⑤「独自SSL(無料)を設定する」をクリック ⇨
⑥「SSL設定作業中」となりしばらくするとSSL保護有効となる。 ⇨
WordPress側の設定:
⑦ WordPress管理者ページにログイン
⑧「設定」 ⇨
⑨「一般」 ⇨
⑩「Wordpressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の「http」を「https」に変更 ⇨
⑪「変更を保存」
留意点:サイトのドメインをサブディレクトリ表示からドメインのみに変更する
サブディレクトリにインストールしたWordPressのURLをドメイン直下として表示(ルートディレクトリにあるかのように表示)させる
https://iyes.jp/●● ➡ https://iyes.jp/
①「設定」 ⇨
②「一般」 ⇨
③「サイトアドレス (URL)」 の「iyes.jp/●●」を削除して「iyes.jp」にする ⇨
④「変更を保存」
※注意1※2022.4月現在、この設定を行うと固定、投稿ページ共に新規追加保存ができなくなりブラウザ表示も404エラーとなる
※注意2※違うURLにはしない。必ずサブディレクトリの『/●●』のみ削除する。「ad.iyes.jp」や「adiyes.jp」などにはしない
※注意3※上の欄の「WordPress アドレス (URL)」は絶対に変更してはいけない。変更するとサイトが表示されなくなり管理ページにも入れなくなる。
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①「」 ⇨
②「」 ⇨
③「」 ⇨
④「」 ⇨
⑤「」 ⇨
⑥「」 ⇨
⑦「」 ⇨
⑧「」 ⇨
⑨「」 ⇨
⑩「」 ⇨
テーマやプラグインの選定ミス
無料や信頼性の低いテーマやプラグインを使用すると、セキュリティリスクやパフォーマンスの低下、互換性の問題が発生する可能性があります。信頼できる開発者や評価の高いものを選びましょう。
デフォルト設定のままで公開
WordPressのデフォルト設定をそのまま使うと、セキュリティ上の問題や検索エンジンでの評価に影響が出る可能性があります。管理画面のセキュリティ設定やSEO設定をカスタマイズしましょう。
バックアップを取らない
サイト制作中に予期しない問題が発生した場合、バックアップがないと復旧が困難です。定期的にバックアップを取ることが重要です。
過剰なプラグインの導入
必要以上にプラグインをインストールすると、サイトが遅くなるだけでなく、セキュリティのリスクも高まります。最低限必要なプラグインだけを導入しましょう。
コンテンツの最適化不足
画像やメディアファイルのサイズを最適化せずにアップロードすると、ページの読み込み速度が遅くなります。SEOやユーザビリティのために、コンテンツの最適化を忘れないようにしましょう。
セキュリティ対策をしない
WordPressは人気のCMSなので、攻撃のターゲットになりやすいです。SSL証明書の導入や、ログイン試行回数の制限、セキュリティプラグインの使用など、適切なセキュリティ対策を施す必要があります。
SEOを無視する
SEOの最適化を行わないと、検索エンジンでの露出が低くなり、アクセスが増えません。キーワードの適切な使用、メタデータの設定、内部リンクの整理などを行いましょう。
モバイル対応を怠る
モバイルフレンドリーなデザインを無視すると、ユーザー体験が悪化し、検索エンジンランキングにも悪影響を与える可能性があります。レスポンシブデザインを採用して、すべてのデバイスで使いやすいサイトにしましょう。